■OnePoint アドバイス!
腕時計の天敵として知っておかないといけないのが「防水性能」についてです。
・持ってる腕時計の防水性能はどうなんだろう?
・これから防水時計買いたいんだけど、どの辺買えば安心なんだろう?
そういった時の参考になりましたら幸いです(^^)
■時計の防水性能を確認しよう!
「防水性能」といっても、お時計によってその機能は様々です。
まずは機能の確認をしてみましょう♪
確認方法その① 時計の裏蓋から確認
時計によって場所は様々ですが、裏蓋内に 「BAR」や「ATM」 、または 「メートル」「フィート」で表記されております。
JIS(日本工業規格)では、以下となります。
・日常生活防水=「BAR」や「ATM」(気圧)表示
・潜水用時計=「メートル」や「フィート」表示
※以下の時計の場合は「10BAR」とありますので、「10気圧」の防水性能、となります。
確認方法その② 当店商品ページから確認
当店ではお時計一つ一つに防水性能を記載しております。
こちらの記載からでもご確認が可能です。
・日常生活用防水
・日常生活用強化防水
・潜水用防水 などなど
その表記はさまざまございます。
※以下の時計の場合は「日常生活用防水(5気圧)」となります。
■防水機能による違いは?
その①「日常生活用防水」
・裏蓋の表記:「WATER RESIST」や「W.R」
・ななぷれ表記:「日常生活用防水」や「日常生活用防水(5気圧)」
日常生活での汗や洗顔のときの水滴、雨などに耐えられるとされていますが最低限の防水性能で、水仕事や水上スポーツ・素潜り・潜水での使用はできません。
だいたいが5気圧(5ATM、5BAR)までのもので、防水性能は「ない」ものとしてお水には気をつけてお使いいただくことをオススメします!
その②「日常生活用強化防水」
・裏蓋の表記:「10BAR」や「20BAR」
・ななぷれ表記:「日常生活用強化防水」
JIS規格やIOS規格(国際標準化機構)では、海やプールを含む水回りにおいて、素潜りまでの使用が可能とされています。
ただ、潜水時計、ダイバーウォッチではありませんので、過度なご使用にはご注意くださいね。
その③「潜水用防水」
・裏蓋の表記:「DIVER’S100~200M」や「AIR DIVER’S 100~200M」など
・ななぷれ表記:「〇〇m潜水用防水」
所謂空気潜水時計と呼ばれ、表示されている水深までの耐圧性と長時間の水中使用に耐える防水性を備えています。
潜水時間、減圧時間を測定するのに必要な回転ベゼルなどの装置付で、ボンベに圧縮空気の呼吸気体を入れて浅海で潜水する時(スキューバダイビングなど)に使用できる時計です。
日常生活防水の10~20気圧と同じように思われる方もおられますが、こちらは潜水でつかえるダイバーズウォッチなので、実際は表示数値の25%増しの水圧に耐えうるように設計されており、リューズや裏蓋もねじ込み式で浸水を防ぐ設計にもなっているのでさらに水に対して強固な耐性を備えています!
その④「飽和潜水用防水」
・裏蓋の表記:「 DIVER’S200~1000M」や「 He-GAS DIVER’S 200~1000M」など
・ななぷれ表記:「〇〇m飽和潜水用防水」
飽和潜水時計と呼ばれ、表示されている水深までの潜水に耐える防水性を備えています。
潜水時間、減圧時間を測定するのに必要な回転ベゼルなどの装置付で、ヘリウムと酸素の混合ガスの呼吸気体を利用し、 深海で潜水する時(飽和潜水)に使用できる時計です。
ここまでくると防水のエキスパートですね!使用方法さえ間違えなければ浸水の心配はまずないでしょう。
とにかく水に強い時計がほしい!ということならこのクラスの防水性能をお求めいただくことをおすすめします!
■潜水時計の大切な知識
こちらの記載は、 JIS規格が元となっております。
ほとんどの場合が、記載の通りのご利用で問題ないですが、実際はこの規格を厳密には採用していない時計も多く、ダイバーズでもないのに100M、200Mとつけている場合もあるんです。
そのため、水中で使用される場合は、付属の説明書等もしっかりご確認の上、使用されることを強くおすすめします!
これら潜水用防水時計は、その表示深度内ならあらゆる水中使用に耐えうる防水性能を備えております。
もちろん、水中でのボタン操作やリューズ操作など誤った操作をした場合はその限りではありませんが、水中使用を考えるならこちらを選んでおけば安心です(^^)
■最後に
防水性能は時計によっても違いが多く、ご混乱されることもあるかと思います。
ただ、チキンと理解していれば、よりご安心してお使いいただけます!
何かご不明な点や、気になる事がありましたらお気軽に当店までご相談くださいませ♪
夏場などは特に、レジャーなどで使う時も多いと思いますので、少しでも参考になれば幸いです(^^)