セイコー プレザージュ HCC005J|焼き上げた琺瑯の白に、たったひとつの「紅12」

セイコー プレザージュ HCC005J|焼き上げた琺瑯の白に、たったひとつの「紅12」

2026年9月19日

盤面のなかで、12時だけが赤い。「紅12(べにじゅうに)」と呼ばれ、長く愛されてきた意匠です。セイコー プレザージュ HCC005Jは、その赤を高温で焼き上げた琺瑯(ほうろう)の白に乗せた一本。

デザインの源は、セイコーの腕時計作りの原点「ローレル」。オリジナルモデルと同じ琺瑯ダイヤルを採用し、キャリバー6R5Hでトリビュートしたモデルです。針には深みのある青。コアショップ専用・流通限定となります。

セイコー プレザージュ HCC005J 置き画像

白い琺瑯に、ただひとつの赤——12時だけが色を持つ。

セイコー プレザージュ HCC005J 着用イメージ

ライトブルーのシャツに——白い盤面が、袖口を明るくする。

セイコー プレザージュ HCC005J 斜め正面

黒のアラビア数字と、青く沈んだ針。6時位置には24時針。

セイコー プレザージュ HCC005J 文字板アップ

「紅12」の赤——秒針の先端は、三日月をかたどる。

■主な特徴

  • プレザージュ クラシックシリーズ「クラフツマンシップ」の琺瑯ダイヤルモデル
  • セイコーの腕時計作りの原点「ローレル」デザインへのトリビュート
  • 12時のインデックスに「紅12」として愛される赤色を採用
  • 針には深みのある青。秒針の先端は三日月をかたどった形
  • メカニカル自動巻(手巻つき)キャリバー6R5H、24石
  • 最大巻上時 約72時間持続。24時針つき
  • ケースの縁を薄くし、ダイヤルの美しさを際立たせた新規ケース。ダイヤシールド加工
  • 牛皮革のオイルレザーストラップ(LWG認証レザー)。ポーチ付
  • コアショップ専用・流通限定モデル

■スペック

品番 HCC005J
ブランド SEIKO(セイコー)
シリーズ プレザージュ クラシックシリーズ(クラフツマンシップ 琺瑯ダイヤル)
駆動方式 メカニカル 自動巻(手巻つき)
キャリバーNo. 6R5H
精度 日差+25秒〜-15秒
駆動期間 最大巻上時 約72時間持続
石数 24石
ケースサイズ 約46.8×39.6×12.4mm(縦×横×厚)
重さ 約83g
ケース素材 ステンレスケース(ダイヤシールド加工)/裏ぶた:ステンレスとサファイアガラス
バンド素材・タイプ 牛皮革(オイルレザー・LWG認証)/ワンプッシュ三つ折れ方式
バンド幅 約20mm(最大)
腕周り 約14〜19.5cm
ガラス デュアルカーブサファイア(内面無反射コーティング)
防水性能 日常生活用防水
耐磁性能 あり
文字盤カラー ホワイト(琺瑯ダイヤル)
ベルトカラー ブラック
機能 24時針つき/秒針停止機能
デザイン特徴 琺瑯ダイヤル/シースルー・スクリューバック
原産国 日本製
付属品 保証書・専用ボックス・ポーチ
メーカー保証 三年保証
発売 2026年9月

塗るのではなく、焼く

琺瑯は、金属の下地にガラス質の釉薬(ゆうやく)を塗り、高温で焼き付けて作られます。塗装ではなく、焼き物に近い工程です。だから表面はガラスそのもので、時間が経っても黄ばまず、色も褪せません。

公式はこう断っています。「文字盤は高温で焼成製造した琺瑯製です。そのため、琺瑯特有の歪みや微小な窪み、部分的に黒い釉薬が見える場合があります」。工業製品としては珍しく、均一でないことを先に明かしている注意書きです。

けれども、これは欠点の告知というより素材の性質そのものの説明だと思います。高温で焼く以上、わずかな歪みは避けられない。その代わりに、塗料では出せない深い白が手に入る。均質さと引き換えに、質感を選んだ——そういう文字板です。

「紅12」という赤

この時計を見て、まず目に入るのは12時の赤ではないでしょうか。商品説明には「琺瑯モデルの12時のインデックスには『紅12』として愛される赤色を採用」とあります。

盤面のほかの数字はすべて黒。色を持っているのは12時だけです。白と黒だけで構成された静かな盤面に、たった一箇所だけ赤が差し込む。写真の4枚目を見ていただくと、その一点がどれだけ効いているかが分かると思います。

インデックスの書体にも触れておきます。公式の言葉では「ノスタルジックでアイコニックな印象が永年愛されてきたアラビア数字」。太さに強弱のある、少し崩した書体です。棒状のインデックスでは決して出せない親しみやすさがあり、琺瑯の白との相性がとてもいい。

青い針と、三日月の先端

針は深みのある青です。白い盤面の上では、黒よりも柔らかく、それでいてはっきりと見える。白・黒・赤・青という4色だけで構成された盤面ですが、うるさく感じないのは、それぞれの面積配分がきちんと計算されているからでしょう。

秒針の先端をよく見てください。細い一本の先だけが小さく開いて、三日月のような形になっています。中心から伸びる直線の途中に、ふっと表情が現れる。姉妹モデルの漆ダイヤル HCC006J にも共通する意匠です。

6時位置には24時針のサブダイヤルが配されています。時刻とは別に、いまが午前なのか午後なのかを示すもの。実用というより、盤面に変化を与える役割のほうが大きいかもしれません。

6R5Hと、着けやすいサイズ

ムーブメントはキャリバー6R5H。メカニカルの自動巻で、手巻きにも対応します。石数は24石。文字板に記された「AUTOMATIC 3 DAYS」のとおり、最大巻上時の持続はおよそ72時間です。金曜に外しても月曜に動いている、という余裕があります。

ケースは縦約46.8mm、横約39.6mm、厚み約12.4mm。重さは約83g。ケースの縁を薄くすることで、ダイヤルの美しさを際立たせていますと説明されるとおり、ベゼルが細く、白い文字板が広く見える造形です。ステンレスにはダイヤシールド加工が施され、傷が付きにくくなっています。

ストラップは牛皮革のオイルレザー。「使い込むほどに味わいが積み重なる」と公式は表現しています。LWG認証を受けた革である点も、いまの時代に合った配慮ですね。裏ぶたはシースルー・スクリューバックで、サファイアガラス越しに機械が見えます。防水は日常生活用防水ですので、水仕事や入浴では外してください

■こんな方におすすめ

  • 琺瑯や漆など、日本の伝統技法に惹かれる方
  • 白い文字板のドレスウォッチを探している方
  • 「紅12」の赤に心を掴まれた方
  • 40mm以下で軽い機械式を探している方(約83g)
  • 週末に外しても止まらない一本が欲しい方(約72時間)
  • 流通限定モデルの希少性に価値を感じる方

■バイヤーの一言コメント

白い文字板の時計は数え切れないほどありますが、琺瑯の白は明らかに別物です。表面がガラスなので、光がわずかに内側で散る。真っ白というより、ほんの少し温度のある白に見えます。

そして「紅12」。この赤を見た瞬間に決めた、という方はきっと多いはずです。白と黒だけの静かな盤面に、たった一点だけ色がある。説明しなくても伝わる強さがあります。約83gと軽く、横39.6mmと小ぶりなので、シャツの袖口にもすっと収まりますよ。姉妹モデルの漆ダイヤル HCC006J と並べると、白と黒でまったく違う顔を見せます。どちらも流通限定ですので、迷われているなら早めに実物を見ていただくのが安心です。

— ななぷれバイヤー フジムロ

■各モールで購入する

■関連モデル

同じクラフツマンシップには、漆(うるし)ダイヤルのHCC006Jがあります。
こちらはブラックの文字板に金のアラビア数字で、白と黒でまったく違う表情になります。

■LINEで相談する

時計選びに迷ったら、LINEでお気軽にご相談ください。

LINEで相談する
presageseikoセイコープレザージュ