セイコー プレザージュ HCB007J|京都の夕暮れを写したジャパニーズガーデン、深緑ダイヤルのオープンハート

セイコー プレザージュ HCB007J|京都の夕暮れを写したジャパニーズガーデン、深緑ダイヤルのオープンハート

2026年9月7日

枯山水の庭を、時計にするとどうなるか。セイコー プレザージュ HCB007Jは、その問いにひとつの答えを出したモデルです。テーマは、古都京都の夕暮れ時。夕日に染まる空と木々をピンクゴールドカラーのケースと針で、陰が差しはじめた庭園を深緑のダイヤルで表しています。

ダイヤルには砂紋をイメージしたヘリンボーン調の型打ち。その中央に、機械の動きが覗くオープンハートが開いています。景色と機構、どちらも一枚の盤面に収めた一本です。

セイコー プレザージュ HCB007J・HCB008J 置き画像

夕暮れのグリーンと、夜のブラック——ジャパニーズガーデンの2本が並ぶ。

セイコー プレザージュ HCB007J 着用イメージ

ギンガムチェックの袖口に、ピンクゴールド——きれいめの装いによく馴染む。

セイコー プレザージュ HCB008J 着用イメージ

色違いのHCB008Jはシルバー×ブラック——Tシャツの腕にも自然に収まる。

セイコー プレザージュ HCB007J 斜め正面

砂紋を映すヘリンボーンに、開いたオープンハート——深緑の庭に光が差す。

セイコー プレザージュ HCB008J 斜め正面

同じ砂紋を、黒の上に——HCB008Jは月明りをゴールドの針で描く。

■主な特徴

  • 日本庭園の枯山水をインスピレーション源とする「ジャパニーズガーデン」シリーズの新色
  • 古都京都の夕暮れ時がテーマ。深緑のダイヤルとピンクゴールドカラーのケース
  • 砂紋をイメージしたヘリンボーン調の型打ちダイヤル
  • ムーブメントのルビーや機構を見せるオープンハート
  • メカニカル自動巻(手巻つき)キャリバー4R71、24石
  • 曲げ針とデュアルカーブサファイアガラスの本格仕様
  • 裏ぶたはシースルー・スクリューバック。動く機械をそのまま眺められる
  • 簡易着脱レバー式バンドで、工具なしでベルトを交換できる

■スペック

品番 HCB007J
ブランド SEIKO(セイコー)
シリーズ プレザージュ(Japanese Garden)
駆動方式 メカニカル 自動巻(手巻つき)
キャリバーNo. 4R71
精度 日差+45秒〜-35秒
駆動期間 最大巻上時 約41時間持続
石数 24石
ケースサイズ 約48×42×12.5mm(縦×横×厚)
重さ 約85g
ケース素材 ステンレススチール(ケースはピンクゴールドカラー)/裏ぶた:ステンレスとガラス
バンド素材・タイプ 牛皮革/ワンプッシュ三つ折れ方式
バンド幅 約20mm(最大)
腕周り 約14〜18.5cm
ガラス デュアルカーブサファイア
防水性能 日常生活用防水
耐磁性能 あり
文字盤カラー グリーン
ベルトカラー ダークブラウン
機能 秒針停止機能
デザイン特徴 オープンハート/ヘリンボーン調の型打ちダイヤル/曲げ針/簡易着脱レバー式バンド/シースルー・スクリューバック
原産国 日本製
付属品 保証書・専用ボックス
メーカー保証 三年保証
発売 2026年9月

京都の夕暮れを、文字板に

公式の説明はこうです。「日本庭園の枯山水をインスピレーション源とする『ジャパニーズガーデン』シリーズの新色です。古都京都の美しい夕暮れ時をテーマに、夕日に染まる空や木々をピンクゴールドカラーのケースや針・略字で、陰が差し始めた庭園を深緑色のダイヤルで表現しています」。

面白いのは、色の役割分担です。ケースと針が「光」、ダイヤルが「影」。夕日は庭を直接照らすのではなく、まず空や木々の上を通っていく。その光が金色で、光の届かない地面側が深い緑になる——そう考えると、この配色の理由がすっと腑に落ちます。

枯山水は、水を使わずに水を表す庭です。石で山を、砂で水の流れを表現する。実在しないものを想像で補わせるという点で、時計のデザインと相性がいいのかもしれません。実際、この盤面には夕日も木々も描かれていないのに、夕暮れとしか見えないから不思議です。

砂紋のヘリンボーンと、開いたオープンハート

ダイヤルの表面には、砂紋をイメージしたヘリンボーン調の型打ちが施されています。細い線が斜めに走り、光の当たる角度で濃淡が入れ替わる。写真だと単色の緑に見えますが、実際は見る向きによって明るい緑にも、ほとんど黒に近い緑にも変わります

その中央に開いているのがオープンハートです。公式は「ムーブメントのルビーや機構を美しく魅せるよう緻密に計算された」と表現しています。ただ穴を開けるのではなく、何がどう見えるかを決めてから形を決めた、ということでしょう。赤いルビーとゴールドの歯車が、緑の盤面の中で小さく光ります。

針は曲げ針。平らな針ではなく、文字板のカーブに沿うよう曲げられたものです。風防はデュアルカーブサファイアガラス。盤面も、ガラスも、針も、すべてが緩やかに湾曲している——この一貫性が、写真では伝わりにくい上質さを生んでいます。

もう一色は、月明りの夜

ジャパニーズガーデンの新色には、もう1本あります。今回の写真に一緒に写っているHCB008Jです。こちらのテーマは「月明りに照らされた夜の静寂な庭園」。月の光をゴールドカラーの針や略字で、夜の暗闇を黒色のダイヤルで表しています。

同じ庭を、夕暮れに見るか、夜に見るか。ケースはHCB007Jがピンクゴールドカラー、HCB008Jがシルバーカラーで、砂紋のヘリンボーンやオープンハート、4R71というムーブメントは共通です。形は同じで、時間帯だけが違う——そういう作り分けになっています。

写真の3枚目と5枚目を見比べてみてください。深緑に金が差すHCB007Jは、きれいめの服装やスーツの袖口によく合います。黒×シルバーのHCB008Jは、Tシャツのようなラフな装いでも浮きません。どちらが上ということはなく、着る服で選ぶのが正解だと思います。

4R71という選び方

ムーブメントはキャリバー4R71。メカニカルの自動巻で、手巻きにも対応します。石数は24石、最大巻上時の持続はおよそ41時間。日差は+45秒〜-35秒です。

数字だけ見ると、クオーツの精度には届きません。ただ機械式時計を選ぶ理由は、そこではないですよね。腕を振れば動き続け、電池交換もいらない。裏ぶたはシースルー・スクリューバックなので、裏返せばローターが回っているのが見えます。表からはオープンハート、裏からは全体。機械を見る楽しみが二重に用意されています。

実用面では、ケース横約42mm・厚み約12.5mm、重さ約85g。ケースの大きさの割に、革バンドと組み合わせることでかなり軽く仕上がっています。腕周りは約14〜18.5cmに対応。簡易着脱レバー式バンドなので、工具なしでベルトを替えられるのも嬉しいところ。防水は日常生活用防水ですから、手洗い程度なら問題ありませんが、水仕事や入浴では外してください

■こんな方におすすめ

  • 和のモチーフを取り入れた時計を探している方
  • オープンハートで機械の動きを楽しみたい方
  • 深い緑の文字板に惹かれる方
  • スーツやきれいめの服装に合う一本が欲しい方
  • 85gと軽めの機械式時計を探している方
  • 色違い(HCB008J)と見比べて選びたい方

■バイヤーの一言コメント

グリーンダイヤルの時計は年々増えていますが、この深さのものはあまり多くありません。明るいエメラルドでも、青みの強いブリティッシュグリーンでもなく、影が落ちた木々のような、沈んだ緑です。

正直に言うと、写真で選ぶと損をするタイプだと思います。ヘリンボーンの型打ちは光の角度で表情が変わるので、静止画一枚では良さの半分も出ません。実物を手で傾けたときに、緑が明るくなったり黒く沈んだりするのを見て、ようやく「そういうことか」と分かる。ピンクゴールドのケースも、写真より実物のほうが落ち着いて見えます。色違いのHCB008Jと並べると、それぞれの狙いがはっきりして面白いですよ。迷ったら、着る服で決めるのがおすすめです。

— ななぷれバイヤー フジムロ

■各モールで購入する

■関連モデル

同じジャパニーズガーデンの新色には、HCB008Jもあります。
月明りに照らされた夜の庭園がテーマの、ブラックダイヤル×シルバーケースのモデルです。

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